思想・宗教元年 其の十五
「凶暴性を備えたロマンチスト・グレン隊雲に乗る」
高田よ ! ! 俺より二十年も後に生まれたガキなので許してやるが、お前は大切な日本語を弄んでいるから怒るんだ ! ! 以前も書いたように「学者」とは「学ぶ者」と書くとおり、 生涯学者なんだ。それをその過程の「一部」の、「一片」の、「一説」だけを取り上げ、鬼の首を獲ったようにハシャギ回る馬鹿がお前だ。早く気付けよ ! ! 真に國を愛する者ならば ! !
これまでの六通を俺の頭で分析すれば、高田はオタクか、さもなければ偏執狂者と受け取られるのではないか? 漸く俺が今、筆を執るのに、わずかの期間にヤイノヤイノと六通ものメール ! ! そして礼儀知らずの腹の立つ内容 ! ! しかしその全体を見ると今後の愛国運動に必要な三ヶ国語(英語・独逸語・ユダヤ語)がわかるということ。また使い方によればプラスになるその執念性。俺に無いモノ、作文も中々なものもある。
もし論戦で俺に負けたら、俺の門下生になるか? 大事にしてやるぞ ! !これからも闘うなら約束しろ ! ! 俺が負けたらお前の弟子になるぞ ! !
付記
高田の二通目のメールで、増田俊男先生を批判的に書いているが、増田先生は俺の書いた拙い本(暗殺集団)を読まれて、活字の裏まで読み取って下され、ご夫妻で一席を設けて下さった程の御方だ。よく言うだろ。「士は己れを知る者の為に死す ! ! 」と。お互いに全力を尽くそうな。國の為だ。
肥やしの老狼
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