思想・宗教元年 其の十一
「ヘドロの上にビルは建たぬ。戦後60年の裏表」
皆さん、ご訪問有難う。坂さんを始め、真に國を思う諸君の熱意には感謝しています。前回の原稿以降、別の方面で充実した活動をしてきました。時の経つのは早いもので、私も気が付けばもう80歳です。若い頃は50歳まで生きられると思っていなかったのに、右翼になって50年。最初の予定の人生を「石の上にも50年」の右翼で過ごしました。私の右翼人生は戦後の日本を形作った55年体制と同じ始まりです。また今年は終戦後60年の節目でもあるので、マスコミ等も当時の悲惨さを再現したり証言を載せたりしていますし、戦後50年の10年前には想像も出来なかったインターネットの普及により、庶民自身もHPやブログや掲示板等各所で熱心に意見を発信交換しています。10年前は権力やマスコミが操作できていた終戦の感想は今や操作しにくくなっています。
庶民がこの手軽な情報発信の手段を手に入れた今こそ、真の意味での戦後の総括をするべき時に来ています。大東亜戦争はそれだけでは語れず、日清日露はおろか、幕末開国にまで遡らなければ、真の様相は見えてきません。従来述べているように、総てのものにある「表と裏」を感じ取って欲しいのです。ヘドロの上にビルは建ちません。
今日の日本の有り様は、成るべくして成ったものだと言うことです。即ちウソやキレイごとや一時逃れの先送りの積み重ねの結果です。東京裁判に象徴されるように、独立回復後に日本自身で東京裁判の検証もせずに、A級戦犯とされた方々を犠牲にしたままであったこと。昭和28年に「戦傷病者戦没者遺族等援護法一部改正 戦争裁判による死亡者も適用対象となる」で国内では形式的には復権されてはいるが、これを日本政府は国外に広報する努力を怠ってきたので、中国や韓国を始めとして、日本人を含む多くの人の意識の中では「戦犯」はまだ復権されていない。中国や韓国が歴史の見直しといってきている今こそ、それに乗って声を大にして復権すれば宜しい。それを聞き齧りの受売りで勇ましいことを言うのが愛国だと勘違いしているのが何と多いことか。また庶民をミスリードさせているマスコミや人間の愚かさよ。
次回から、「聞き齧りの受売り」でない身体で体得したレポートを出します。英邁な皆さんで戦後の闇に隠された真実を追究して下さい。皆様が肥しの老狼の言挙げを受けてくれることを信じています。
老狼
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