| 石井先生、お久しぶりです。ご健勝でなによりです。
さて、最近の先生のご寄稿されたものを拝見させていただいて率直に感じることを言いたいと思います。
先ず、暴力団についてです。先生は暴力団にこそ古き良い日本の伝統が残っているとおっしゃいますが、今の暴力団を見る限りそのようなことは感じられません。確かに終戦当時の混乱をその任侠の心意気で救ってくださったかもしれません。が、今はいったい何をしているのですか?暴対法のどこがどんな風に苦しいのか良くわかりませんが、現在のようにはっきりと国際規模で弱者が踏みにじられている時代に、暴力団の雄たけび一つ聞こえた例がありません。
損だとわかっていてもしなければならないことをするのが、任侠の気風だとおっしゃいますが、自分達が最も弱者であるということにして、私利私欲の為に実態の弱者である者たちを脅し奪うことを止められないでいる様に思えます。親分というものは絶対の信頼と正しい力を合わせ持った生来の強者がなるものではないのですか?怯え逃げ惑う人をさらに追い詰め金品そして命までをも奪い取ることを仕事としている人がどうして、日本の伝統なのですか!?
いったいどこに日本人の代表となる人がいるのですか?強いものが率先して悪いことをする。そしてその言い訳は実体が無く心の通っていないものばかり、おかしな子供が増えていると毎日のようにニュースが流れています。子供は国の宝です未来そのものです。そのおかしくなった子供をさらに誘惑し麻薬や援助交際で小銭を稼ぎ身体だけでなく大切な心を犯してゆく。
私はそのようなことを許せない。こんな時の親分ではないのですか。生きていく為には金儲けも大切でしょうが、生きていく為に金儲けをするのがヤクザじゃないでしょう、長い間大切な日本の伝統である任侠の理論を恐喝の口実として使ってきた為、大切な日本のヤクザの心の心棒を自分達で壊してしまっているのではないですか?それは元に戻るのですか?元に戻したいのですか?
昔ヤクザがしたという一つの良いことは、もう消えてなくなりそうです。 |