俺はいつでも、読者の意見や感想を待っている。
我こそは、と思う読者諸君。ぜひ俺あてにメッセージを送ってくれ。

石井一昌へのメールはこちらからどうぞ。

メールを送る








世界再築の為の日本国の再建・其の二
「米国と真の同盟を結ぶ為に、戦前戦後の闇を解く」

 過日、大東亜戦争終戦直後に来日、米戦略爆撃調査団の副団長として、広島・長崎で原爆投下の効果を調査したポール・ニッツ氏の訃報(10月19日死去)が各新聞に報道されました。当時、初めての敗戦に対処する術を知らず打ちひしがれた日本で、勝者として自由気侭に、当の日本人さえも知り得ぬ事をも知り尽くしていた筈の人物です。

  口外できぬほどの物理的被害に心を奪われた米国と世界の不幸は、この時根本的な大切なことを欠落したまま戦後体制を構築したことで始まりました。その欠落した部分とは、心的傷害ストレスいわゆる今では注目されるようになったPTSD(心的外傷後傷害ストレス)です。以下 http://www2.wind.ne.jp/Akagi-kohgen-HP/PTSD.htm より引用。

[PTSDとは、トラウマ、外傷後ストレス障害、外傷記憶]
  PTSD というのは、アメリカの精神障害の診断統計マニュアル(通称DSM-IV)にある診断名の1つ、"Post-traumatic Stress Disorder" の略称です。(中略)
  外傷的体験とは、人の対処能力を超えた圧倒的な体験で、その人の心に強い衝撃を与え、その心の働きに永続的、不可逆的な変化を起こすような体験を意味します。そのような圧倒的な衝撃は、普通の記憶とは違って、単に心理的影響を残すだけではなく、脳に「外傷記憶」を形成し、脳の生理学的な変化を引きおこすことが近年の研究で明らかにされています。PTSD患者の神経生理学的徴候は、神経画像的研究、神経化学的研究、神経生理学的研究、電気生理学的研究などで証明されつつあります。外傷記憶は時がたっても薄れることがなく、その人が意識するしないにかかわらず、一生その人の心と行動を直接間接的に支配するのです。

 当時、勝者として客観的に日本の状態を観察することの出来たマッカーサーが、日本人の精神年齢は12歳と公言しました。戦後「靴下と女が強くなった」と言われますが、それは裏返せば、戦後日本民族に責任を持つ立場の、昭和天皇を始め有為の人が民族のジェノサイトを恐れ黙ってしまったことにより、民族全体の覇気が低下したことにより、相対的にそのように感じられる部分が大きいのです。

 「俺」自身、すでに原爆投下直後から遠く離れた福島においても「ピカドン」の風説で、それまでは爆撃の目標になる白い布などは厳禁であったのに、「白い布は光を反射するので体が熱線に溶けない」という風説で、持ち歩いていました。

 「二度あることは三度ある」広島に続いて、長崎に原爆が落とされたことにより、日本人の心の中は、無意識のうちに三度目を恐れるようになってしまい、当時を生きた人間は、原爆を持つ米国恐さから、肝心な部分を避けて通るようになり、それがひいては東京裁判のいびつさも生み、現在の歴史の歪みにまで繋がっています。
 
  米国人の誤解に基づく自惚れを正して方向転換させたいと思っています。

  彼らはあの大戦の後、日本を(彼らから見れば神懸りの頑迷固陋だった日本でさえも)彼らの手によって「民主国にした」と思わせたこと。

  天皇制を換骨奪胎させたこと。

  天皇制は明治になって欧米諸国の侵略に対抗するために出来たこと。つまり天皇と皇帝(エンペラー)はそもそもは違うこと。

  米国が日本を民主国にしたと思い込んでいるが、もともとの日本は日本人の天皇(天皇の日本国ではない)を自然に戴く、民主的な国であった。日本人には元の民主的な天皇の国のほうが理に合うのである。これに戻してもらいたいものである。

 ベトナム・アフガニスタン・ソマリア、そして今のイラク。米国の思惑は日本で成功した(と米国が思い込んでいる)民主国にしようしているが、失敗続きである。それは彼らは原爆のトラウマがないので、民族としての覇気は戦後の日本よりは高いからである。歴史も文化も違う国を自分流(米国流)の民主化が出来るなどとは米国の思い上がりなのだと言うことを、早く悟らせなければならない。

 米国=アメリカ合衆国が、米国人の為の米国になることが世界の平和の第一歩である。米国は現在人類の究極の命題である環境汚染の京都議定書を批准しないと宣言している。一部メーカー利益を代弁するロビイストに左右される米国にとっての安心とは、全世界が文字どおり、アメリカの合衆国になるまで訪れることはないであろう。米国は一枚岩でも一国主義でもない。何故ならそもそもが「国」ではないのだから。州の集まり(合州国=合衆国)であるだけにモザイク細工のようにいつ崩れるか不安なのだ。米国の軍事力行使は弱さの裏返し。「弱い犬ほどよく吠える」従って強さを求め強さを誇示する。そんな国の首に鈴を付けて安らぎを与えるのは、(ポチ)日本の役目ではないだろうか?

 史上初の原爆テロの犠牲に遭った日本が、現在に至っては30万を超える被爆犠牲者の霊に報いる為にも、恩讐を越えてその難業に邁進しようではないか。最早右や左と言っている場合ではない。大和ごころの結集を切に願うものである。 (続く)

老狼 

追伸

過日の征伐隊事件のような不幸な出来事を二度と起こさせない為にも、下記の書籍の一読を是非お勧めする。

宝島社発行別冊宝島 北朝鮮利権の真相2 日朝交渉「敗因」の研究